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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

サッカーW杯が俄かに熱気を帯びている。日本が強豪コロンビア相手に金星を上げたからだ。でもあれがハンドのお蔭であったことは誰の目にも明らかで、急に実力が上がったのだと勘違いしてはいけない。ともあれ今大会、格下が格上を破る波乱が続いているのは事実である。
宇宙人はサッカーに疎い。なぜ疎いかというと、Jリーグのクラブ名を1つ挙げろと言われて「ヴェルディ川崎」と答えて笑われて以来サッカー情報を脳内に入れることを辞めたからだが、それでもどうにか知っているスター選手といえばメッシである。彼が18歳でWカップ初出場した時は巻き毛の長髪が可愛かったが、今はすっかり汚いオッサンになってしまった。それでもプレーは依然頭抜けていて、スポーツニュースでちらっと映るだけでも彼だと判るほどその動きは他を圧倒している。
W杯はそんな彼の雄姿をフルタイムで拝める貴重な機会なのだが、アルゼンチンは現在1敗1分と予選敗退寸前だ。メッシがいるのになぜ。答えは他のチームメイトが彼の速度に合わせられず、メッシの実力が活かせないからである。まずスピードが合わないし、メッシというスターに遠慮しているのか、彼を囮に使って自分がシュートしようという気概に欠ける。だから攻撃が単調なのだ。このため格下が格上を破る今大会の傾向にアルゼンチンもはまってしまった。メッシが悪いわけではないのにこのまま予選敗退となって、彼の活躍を見られなくなるのは残念である。

ところで最近のお勧め図書『アナスタシア』シリーズでは、キリスト教徒である著者のメグレ氏が、なぜ人間は神の姿を見ることができないのかという疑問を発し、アナスタシアの祖父が以下のように答えている。

――誰も神を見ることができないのは、神の意識があまりにも速く、あまりにも濃い密度で作用するからだが、これは自転車の車輪のスポーク(放射状の細い棒)が走行中に見えないのと同じだ。走行をやめれば見えるが、それでは自転車は走れない。神が人間のレベルまで意識を遅くすれば、もはやそれは神ではない。だから神が意識を遅くするよりも、君が意識を速めることを学んだ方がいい。意識の速度が遅い人と話をすると、君は苛立ちを覚えないかい? その人に合わせて自分の意識をスローダウンするのは苦痛にならないかい?
――確かに。馬鹿に合わせるには、自分が馬鹿にならないと。
――神にとっても同じなのだよ。神が人間のレベルまでどうにか意識を遅くした自分の息子たち(分身)を地上に遣わすと、群衆は反発してこれを弾圧してきた…

この話、先のメッシの実力が出せない話とかぶせてもいいし、我々の身の回りにいる意識の速度の遅い人に対し、なぜ我々は苛立ちを覚えるのか、そのメカニズムの説明と捉えてもいい。祖父はまたこんなダメ押しもしている。

――我々(シベリア奥地に生きるアナスタシアとその祖父、曾祖父)のような生活を送る人間は、君たちテクノロジー優先の世界に暮らす人々より格段に速い意識速度を持っている。我々の意識は、着るもの食べるものといった絶え間ない多くの心配事に邪魔されて速度を落とすようなことはない。だが君とこうして話すのは(君の速度に合わせて自分の速度を遅くしているにも拘わらず)私にとって苦痛ではない。私は孫娘を愛していて、彼女のために少しでも役に立てるのが嬉しいからだ。

宇宙人は子供好きではないが、だからといって子供が嫌いというほどではない。好きでない理由は子供が、当然のことだがまだ高い知性を身に付けていないからで、その子供レベルの話を続けるのがいささか苦痛になるからだが、実際には子供と話していてそれほど苛立つことはない。なぜなら子供が純粋で、妬み嫉みや悪意といった不快な内面をまだ備えていないからだ。これに対し、レベルの低い大人を相手にしていると苛立ちは怒りの域にまで達する。何十年も生きていながらこのレベルなら生きる意味はない、これ以上の生存は酸素の浪費だ、今すぐあの世へ行け、次は食って寝るだけの家畜に生まれ変われ、と遠慮なく思っている。アナスタシアたちに言わせれば、この場合私は子供たちには愛情を以って接しているが、愚かな大人に対して持ち合わせる愛情はない、ということになるのだろう。
閲覧者の皆さん、あなたのイライラの仕組みはこのようではないですか。宇宙人は愚かな大人に対して今後も愛情を抱く見込みはなさそうなので、皆さんにも愛情を持てと諭すつもりはありませんが、苛立ちの原因が意識速度の差にあるのだと理性的に認識できれば、相手の馬鹿さ加減に対して感情的になって更に疲れることは避けられるかもしれません。ご活用下さい。

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# by hikada789 | 2018-06-22 19:17 | 宇宙人の読書室 | Comments(0)
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# by hikada789 | 2018-06-20 20:34 | 宇宙人の診察室(営業窓口) | Comments(42)
上野の東京都美術館で開催中のプーシキン美術館展に行ってきた。プーシキンというのは18世紀に活躍したロシアの国民的詩人で、この人の没後百年を記念して1937年にこの名称になった当美術館の所蔵品が、来日しているということである。名称が変わったのは、革命前は皇帝の名を冠した名称だったから。革命後に改名した地名や施設名は、ソ連崩壊後に革命前の名称に戻されることしばしばであったが、プーシキンは政治とは関係なくロシア人なら誰もが認める文人なので、そのまま名前が残されたのだった。日本でいうところの紫式部みたいなものである。
b0214800_20003926.jpg見どころはネットで検索頂くとして、画像は美術展に設けられたショップで購入したグッズ。ロシアのキリル文字をアルファベット順に並べて絵を添えたクリアファイル、レアな気がしてつい買ってしまった。動物など独特のデフォルメが非常にロシア的。中央の一筆箋は六種類の絵柄が入っていて大変お得。右上のポストカードは拡大すればレザークラフトできないこともなさそうだったので、サンプル用に求めたアンリ・ルソーとゴーギャン。そのうち彫って画像を掲載するかも。ちなみにこの美術館はエルミタージュ同様、西洋絵画のコレクションが豊富なことがウリであり、今回はロシア人画家の作品は来ていないが、それでも十分な眼福である。

しかし何と言っても特筆したいのは、会場の匂いだ。一歩会場に足を踏み入れた瞬間、あっ、モスクワの匂い! なぜだ、どこから。最初油絵の匂いかと思ったが、油絵なら他の美術展だって匂っている。しかしこれはズバリあのモスクワの、空港に降り立った時に最初に嗅ぐ、あの町の匂いなのだった。甦るブラックメモリー。宇宙人が行き来していた頃はソ連崩壊直後の大混乱時代だったから、西側の国で快適さを満喫した後にあの町の空港に降り立つ度に、「ああまた地獄の一丁目に舞い戻ってしまった」と暗澹たる気分におそわれたものだ。モスクワはそんな匂いがしたのだが、二十年経った今もまだ匂っているということだな。
この匂いの成分は一体なんなのだろう。当時は自動車の排ガスの匂いだとか、その汚染された空気を吸い集めた掃除機の匂いだとか、ウォッカによる酔っ払いの匂いだとか、日本人の間でいろいろ議論されたものだが、同じ匂いを別の国で嗅いだことはない。誰かこの匂いの正体を教えてくれなのだ。7月8日までなので、皆さんも是非訪れて絵画と共に匂いを味わって下さい。

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# by hikada789 | 2018-06-18 20:17 | ロシアの衝撃 | Comments(0)
ウラジーミル・メグレ氏の体験談として綴られる『アナスタシア』と続編の和訳は、「響きわたるシベリア杉シリーズ」として現在6巻まで刊行されていますが、アナスタシアの予言によると全9巻まで続くとのことです。
メグレ氏がそもそも作家でないということと、和訳が露文からではなく英文を通した重訳であることから、やや意味の取りにくい文面が気にならないでもないですが、本質的な部分は充分把握できます。そしてその本質的な部分は、算命学の自然思想とかぶることが多いので、その辺りを少し紹介したいと思います。
念のため、両者の一致部分は本質ではかなり近いものがあるものの、完全に一致しているわけではないことは明記しておきます。一番の違いは、アナスタシアが心の正しい人間として善を肯定し悪を否定するのに対し、算命学は陰陽論の立場から、善にも悪にも肩入れしないところです。従って、アナスタシアの主張には人を感動させる力がありますが、算命学の思想には感動はなく、ただ事実や真実に冷ややかに肉迫した驚きがあるのみです。

前回はアナスタシアが提唱する「正しい生殖行為」について書きました。このような正しい作法で生まれた子供は宇宙の法則に沿って生まれるため、成長すればいわゆる「天才」となって社会を正しい方向へ導く、というのがアナスタシアの主張です。逆に言えば、間違った作法で生まれた子供はできが悪く、無知蒙昧で、自分が生まれた意味を考えることもなく虚しい一生を動物のように過ごすことになります。世の親御さん、どうですか。自分の子供の出来具合と受胎の瞬間の両親の精神状態は比例していたと、思い当たる節がありますか。シリーズ第2巻には、以下のような記述もあります。

――肉欲の結果として身ごもった場合、分娩は苦痛でしかない。その女性は、分娩の苦痛とその後の人生の苦痛とで償いをすることになる。妊娠が、それとは別の(子供が欲しいという男女の)熱望の下にもたらされたなら、出産の痛みはその女性の大いなる創造の喜びを更に強化することになる。そして不注意に妊娠した場合、出産日は突然やってくる(予測も作為もできない)が、(そうでない場合)本来母親は出産日を数日遅らせたり早めたりできるものだ。(そしてアナスタシアは実際にメグレ氏との間にできた子供を、出産に都合のよい暖かな日を選んで、痛みもなく森の中で一人で出産した。)――

アナスタシアは生まれからして一種の神の子というか超人なので、どの人間も本来はこうだという彼女の主張を真に受けるべきか悩みますが、現代人の性行為の多くが快楽目的であることが否めない事実や、人類が時代を超えて漁色男や娼婦を蔑んできた歴史等を考えると、この世に真の天才が滅多に生まれない事実も道理ありと言えそうです。
皆さんはどう思われますか。ちなみにメグレ氏は『アナスタシア』第1巻を出版後、多くの哲学者や宗教家たちから、「お前は精神性が低いから、アナスタシアの高尚な主張を疑いなくすんなり呑み込めないのである」と厳しい批判を浴びています。また逆に一般読者から、「アナスタシアは実在するのか、本当は作り話なのではないか」という疑いの声にも晒されました。これに対するアナスタシアの祖父の見解は以下の通りです。

――そんなことを尋ねる人がいるはずはない。彼らはその本と接した瞬間に彼女(アナスタシア)を感じるはずだ。彼女はその本の中にも存在しているのだから。仮相に生きる人間はそういう質問をするが、実相の人間はしない。――

ここで祖父はある実験をしてみせます。(この祖父も常人とは違いますが、アナスタシアに比べればその超人ぶりは微弱だと自称しています。)路傍のとある不良娘を細かく観察することでその本質を見抜き、その不良という偽りの被り物を取り去ることで、本質である純真な娘を引き出すという技を、メグレ氏の目の前でやってのけたのです。メグレ氏は催眠術か何かだと驚嘆しますが、祖父は以下のように説明します。

――催眠術ではないよ。これは相手に対する深い観察から来ているのだ。その人の本質を観察する。それを覆っている人工的なイメージではなく。周囲の人がその人の仮相を見るのではなく、実相に焦点を当てると、その人の本質である自己は即座にそれに反応し、力を回復する。私は彼女がまだ幼くて、まっすぐで、押しつけられたイメージに覆われていなかった頃に、彼女の両親が使ったと思われる声やトーンになるべく近い感じで話そうと努めた。彼女、すなわちその幼い女の子、実相の彼女は、瞬時にそれに応えたのだ。――

皆さんには同じような経験はあるでしょうか。私は若い頃ある人物に、ここで述べられているところの私の「本質」に焦点を当てられたおかげで、それまでのモヤモヤが一気に吹き飛び、その後は自分の意思を貫いて生きることにしたという経験があるので、このエピソードは他人事とは思われませんでした。もしこの経験がなかったなら、私はこの路傍の不良娘のように、人工的にあてがわれた偽りの、周囲に都合のいいイメージのキャラであることを余儀なくされて、本質とは関わりのない偽りの人生を延々と続けていたかもしれません。そして、この経験がなかったなら、アナスタシアの祖父のこのエピソードに、何ら感銘を受けなかったかもしれません。皆さんはどちらでしょう。

私が傾倒しているドストエフスキーの小説『白痴』や『カラマーゾフの兄弟』にも、これに似たシーンが描かれています。『白痴』のヒロインは男たちを手玉に取る悪女でしたが、主人公の公爵にその純真な本質を突かれた瞬間絶句していますし、『カラマーゾフ』の兄弟の父親の愛人はチリ人妻アニータのような毒婦と称されていましたが、末弟のアリョーシャに「普通の優しいお姐さん」扱いされて毒気を抜かれています。
皆さんはこれらのシーンに感銘を受けたでしょうか、それとも読み飛ばしたでしょうか。そこを分けるのは、似た経験のあるなしに依ると考えられますし、そもそも『白痴』も『カラマーゾフ』も読んだことがない、今後も読むことはないというのであれば、その人は上述のような…。

ところで、実相・仮相という言葉が出てきました。これは前回余話の実業・虚業と通底する概念です。今回の余話は、前回省略してしまった虚業について、少し掘り下げてみます。なお、前回余話に関連する五徳輪番を考察した記事は、余話U#48玄「還暦と時代の変遷」に、男女の生殖行為の差についてはU#13「気と血縁の混濁」やU#14「男女の気は逆行する」に、子供の養育についてはU#16-18にそれぞれ取り上げているので、参照下さい。

前回余話では、算命学の云うところの虚業とは、金貸しのように何も生み出さず、ただ寝そべって時間が経つのを待つだけで儲けを得る類の業種だと述べました。算命学がいかに善悪を論じないといっても、人間がメシを食わずに生きていけるという話には賛同しませんから、食料生産を第一目的とする実業の方を虚業より上位に置くのは当然のことです。
でありながら、算命学は同時に虚業の存在意義を認めています。そもそも陰陽論で組み上げられた算命学ですから、実があれば対極に虚があるし、実業があるなら当然のように虚業もなくては世界が成り立ちません。
そして前回述べた通り、虚業は実業に比べてごく少数であるのが望ましい。そうでないと実業の筆頭である食料生産が脅かされて、食料不足に悩む人類が殺し合いを始めるからです。それにもかかわらず、虚業が世界に存在する理由とは一体何なのでしょうか。

(この続きは「ブクログのパブー」サイト [http://p.booklog.jp/] に公開しました。副題は「虚業を考える」です。「算命学余話 #R68」で検索の上、登録&さくらんぼ1パック分の料金をお願い致します。登録のみは無料です。)

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# by hikada789 | 2018-06-16 19:03 | 算命学の仕組 | Comments(0)
ご本人の許可を得て「あなたの山水画」を掲載します。ご協力ありがとうございます。
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1995年5月11日生 男性の山水画
壬 辛 乙
寅 巳 亥
夏の海に小川が注ぎ、緑の茂る浜には玉砂利が輝いている。
【解釈】
広々とした夏の海の風景です。海のあなたは風景の中心であり、こまごました周囲を支えています。植物は父親や配偶者、小川は母親、玉砂利は兄弟や子供に当たります。彼らとの関係がスムーズすぎて、試練を与えてくれる人がいないため、怠惰や思い込みに陥る懸念があります。また少女のように自分を悲劇のヒロインになぞらえる傾向があるので、叱ってくれる人がいないのなら自分自身で現実を見つめる訓練をする必要があります。
内面に矛盾を抱えていますが、芸術的才能として昇華できれば生きやすくなります。

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# by hikada789 | 2018-06-14 16:46 | 宇宙人の鑑定実績 | Comments(0)