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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

10年間無敗の王者を、井上尚弥が1R2分足らずでKOした。最初の30秒で相手を見極め、次の30秒で攻撃開始、次の30秒でダウンを奪い、最後の30秒は乱打で仕上げ。できる男は仕事が早くて気持ちがいいねえ。生放送なのにもったいぶって随分遅く試合を開始したので、放送時間内に収まるのかなと思ったが、バンタムに上がってもナオヤは瞬殺なのだった。放送関係者は正しかったのだ。
「現役王者をサンドバッグ状態」はどこかで聞いたと思ったら、那須川天心がムエタイ王者ワンチャローンを猛ラッシュした時に使われたフレーズだ。世間ではいろいろ権威のあった人たちがサンドバッグになっている。社会は連動するのだよ。ところで村田諒太は井上尚弥のことを「ナオちゃん」て呼ぶのだな。ギャップ萌えなのだ。

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# by hikada789 | 2018-05-26 21:54 | その他 | Comments(0)
まだ5月なのに連日夏日で、この夏はどうなってしまうのやら。宇宙人が暑さで溶け始める前に、言いたいことを書いておこう。No.1078で紹介した『忍者・佐藤優と狂犬・副島隆彦の手裏剣対談~世界政治 裏側の真実』から、歴史に学べと促す箇所を抜き出しておきます。一般に、頭のいい人というのは記憶力もいい人ですが、記憶というものは広義の歴史です。長い人類の歴史を細かく知っている人は、総じて賢い。それは、歴史が人類の体験した経験の累積であり、その中には失敗の経験もあるのだから、同じ失敗を繰り返さないために歴史からより良い方策を見つけることができる、そういう意味で歴史を知る者は賢者なのです。年号や固有名詞の羅列を丸暗記するような記憶力という意味ではありません。ではその歴史についての対話から。あ、画像は以下の内容とちょっとは関係あるロシアから、クレムリン前にそびえるモスクワの象徴「聖ワシーリー寺院」を図案化したわがクラフト作品。アンティーク染色でこのような木目調の色になっているが、勿論牛革。練習用ハギレに彫ったのでイビツな形だが、模擬店にはこのまま展示する。ご希望者にはお仕立て致します。b0214800_17453468.jpg

副島:極めて優れた指導者は、独裁官になりやすい。デモクラシーが完成すると独裁官が現れる。古代ギリシャのアテネのペリクレスみたいな独裁官が現れていいのです。賢人ペリクレスは貴族たちにも庶民層にもものすごく好かれていた。彼は陶片追放されていません。腐敗した愚劣な僭主たちではない。(略)
佐藤:民主制と独裁制は矛盾しない、とカール・シュミットは言っています。これに対して、自由と独裁制は同居しません。

副島:アメリカは、英国の王様(ジョージ3世)から独立したので、ヨーロッパのことになるべく関わりたくない、というのが建国の理念です。(略)「アメリカ・ファースト!」はアメリカの国益優先という意味でさえありません。アメリカの国内問題が優先なのです。もうこれ以上外国に行きたくない。軍人たちだって外国の戦場で死にたくない。お金もいっぱいかかる。だからもう外国は自分のことは自分でやってくれ、アメリカは助けられないよ、ということです。
佐藤:(略)私はこれからのアメリカは、「世界の警察」ではなくて「世界のセコム」になると思います。今までタダでみんなにセキュリティサービスをしていたけれど、これからは契約しろ、カネ払え、という発想です。

佐藤:アメリカというのは自分からは攻撃を仕掛けないで、でっち上げでも何でも、何か相手に必ずやられてから次に米軍を向かわせます。
副島:そう。米西戦争(1898)の時は米軍艦がキューバのハバナ港に停泊中に、スペインに爆破されたという謀略を使って戦争を始めた。第一次大戦ではルシタニア号沈没事件を口実にヨーロッパに参戦しました。
佐藤:ルシタニア号の中には武器が入っていました。だから国際法には、沈められても文句を言えなかった。
副島:そうですね。ただあれもドイツの潜水艦による撃沈ではありませんでした。自作自演です。真珠湾攻撃のときも、同じ手口でした。(略)相手に先に手を出させてから攻撃する。必ずそうします。でないと大義名分が立たない。だから今回(2017)も北朝鮮に先に手を出させてから、バンカーバスターのミサイルで一斉に攻撃するでしょう。(とこの時点では副島氏はこう予言していました)

佐藤:リビアにソ連兵を駐留させたいと言っていたのはスターリンなのです。1945年7月のポツダム会談です。ソ連はファシズムとの戦いでイタリアとも戦いました。スターリンは戦利品としてイタリアの権益をよこせと言いました。がチャーチルに突っぱねられた。だから結局は「ソ連には東欧のチェコスロバキアとかユーゴとかをやるから、アフリカには出て来るな」とチャーチルに言われた。プーチンはあの時に取り損ねたソ連の権益を取り戻そうとしているのです。プーチンは、かつてソ連が影響力を行使する可能性のあった場所の全部に手を伸ばそうとしているのですよ。
副島:その流れがきっと「アラブ連合」を作りましたね。アサドもお父さん(ハーフィズ・アサド)以来、アラウィー派です。あれはバース党でした。アサドはソビエトの影響を受けた社会主義者ですからね。リビアのカダフィもバース党で、社会主義者です。エジプトのナセル大統領もそうでした。あの人たちが社会主義者であることを、日本人は知らない。
佐藤:アラブ社会主義の時代でした。
副島:イラクのサダム・フセインもナセルに心酔していた社会主義者ですよ。
佐藤:一時は国旗もほとんど同じようなアラブ連合の国旗だった。でも今はもうみんな忘れている。

副島:(テロリストを捕獲せずにすぐ射殺するフランスはじめ欧州の手荒な手法の話から)アメリカなんか、1970年代からハリー・キャラハン刑事(映画「ダーティ・ハリー」の主人公)が最後のシーンで凶悪犯を撃ち殺しましたから。捕まえて裁判にかける前に、刑事が「許しちゃおけねえ」で犯人を撃ち殺す。そのことに米国民が拍手喝采した。あれはリバータリアン運動の一部です。クリント・イーストウッドはリバータリアンなのです。ヨーロッパ人は近代五百年で、リベラリズムを実現した。その最後に、人権思想による過剰な人権尊重という偽善(ヒポクラシー)を生んだ。そして今度はその自らの偽善で、自分たちの首を絞めている。本当はローマ・カトリック教会が悪いのです。

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# by hikada789 | 2018-05-25 18:10 | ロシアの衝撃 | Comments(0)
b0214800_21224717.jpg革のコバ(断面)や床面(革の裏側)の毛羽立ちを抑えてなめらかにするクリームを買いに行ったら、もうすっかり宇宙人の顔を覚えてしまった店主が「これいいよ」と新製品を勧めてくれた。商品名「プロエッジ」。従来の製品と同じ効能だが、コバに載せて磨くのならこちらの方が伸びがあって扱いやすいという。試しに買って、模擬店用作品に塗ってみた。なるほど、粘度が高いので幅1.5mmのコバに載りやすい。やや乾きが早いが、慣れれば作業スピードが上がりそうだ。しかしこのプロエッジ、ラベルには使用法と注意事項以外、原材料も製造元も何も書かれていない。この種の製品は糊と素材はほぼ同じなので危険はなかろうが、適当だなあ。顧客が確保できてからラベルを刷るのかな。
画像は模擬店用に製作した小銭入れやペンケース。名札は友人の注文で量産しているもの。子供の荷物につける名札が本革なんて贅沢な。左側のオレンジ色の部分はレザー教室でクラフトしたもの。タンポポを模した図柄を彫って染色してある。教室の先生に「本革なんだからあまり安く売るな」と釘を刺されてしまった。おつりを準備するのが面倒臭いので、お買い上げ予定の皆様には、おつりのないよう小銭をご用意下さい。

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# by hikada789 | 2018-05-22 21:30 | その他 | Comments(0)
以前、ロシアのシンクロ金メダリストが訓練の末に、本来人間にはないアザラシの持つ機能を身に付けたという科学調査の話を紹介しました。
人間は通常陸に暮らして一生を終えますが、ロシアの選手は技術向上のため一日の大半をプールに浸かって生活し、水中に潜り、長時間息を止めるという酸欠な日常を繰り返した結果、体の方が「もう自分は陸上では暮らせないんだ。一生水の中で生きて行くんだ」と覚悟を決めたらしく、ある時点から膵臓にあるという酸欠解消機能を稼働させ、通常の選手にはまねできないほど長時間水中に潜り、激しく運動することが可能になったというのです。この膵臓の機能は水中で獲物を探すアザラシにあることが知られ、人間の膵臓に潜在的に備わってはいても、陸に暮らす限りは生涯開花させることのない機能だということです。

これを単なるオモシロ話と捉えた人は多かったと思いますが、私の真意はそこではありません。先の冬季五輪から国家によるドーピング関与を疑われ、未だ制裁が解除されていないロシアの、疑惑の是非については論じません。私が注目したいのは、薬物による一時的な身体能力の増強と、過度な訓練により人間をやめてアザラシになることを比較した場合、どちらがよりやばいか、という点です。
薬物は所詮服用直後しか作用しません。薬が切れればそれで元に戻ります。尤も、薬の常用や副作用によってその後の健康が損なわれる危険性は見過ごせません。しかし、薬をやめれば基本的には元に戻りますし、薬物患者であっても依然として人間であることに変わりはありません。しかし激しい訓練の末にアザラシになってしまった人間は、どうしたらよいのでしょう。訓練をやめれば元の人間の膵臓に戻れるのでしょうか。その後の健康に悪影響はないのでしょうか。

算命学の視点で見ると、どちらも「正常な人間の身体から逸脱した」等しい行為に映ります。しかし社会はドーピングの選手を糾弾し、アザラシになって優勝した選手を称えている。理由は、ドーピングが人間の作ったルールによって禁止されているからです。前者は不正であり、後者は不正でない。
算命学は自然思想なので、自然の法則は尊重しますが、人間の作った法律や決まり事には敬意を払いません。人間が作った法は、人間が自分の利得のために勝手に作ったもの、時代によってコロコロ変わる当てにならないもの、いつの時代もどういう状況でも通用する普遍性を備えていないもの、と見做しているからです。
スポーツにおける薬物禁止には、その後の健康被害というよりは競技における公平性に重きが置かれています。薬のお蔭で強くなった選手が勝つのは不公平だというわけです。ならば選手全員が薬物を許可されれば公平性は保てます。そういう意見もあります。人体の究極の限界に挑戦するのがアスリートならば、というわけです。そこでようやく「健康が」という話になる。つまり健康は二の次です。

ロシアでは、スターリンの時代に収容所で何年も暮らした男を、その猫背から見分けることができたといいます。収容所では多くの囚人を収容するため、寝床は蚕棚のように何段も設けられ、横になると簡単には起き上がれず、頭を打ちつけないよういつも首をすぼめていなければならない。だから独特の猫背になり、釈放後もその姿勢が治らなかったのです。
私はこれを、アザラシの話の類話と捉えます。そして囚人の猫背も薬物中毒もアザラシ化も、まとめて職業病とくくってしまいます。ロシアの話がたまたま重なりましたが、職業病はなにもロシアに限ったことではなく、我々の社会にも、世界中にも、広く普遍的に存在します。算命学は、世界をこのように整理して、普遍性に照らして事象を判断していきます。

前回の余話では、そんな算命学が「残酷だ」とか「無情だ」とか呼ばれる点に触れました。今回はその話を引き継いで、最近世間を騒がせた殺人事件について考えてみます。内容は、算命学がどれほど現代人の価値観と離れているか、どうしてそうなるのか、その無情の根幹には何があるのか、というもので、鑑定技法の話ではありません。ありませんが、鑑定の腕を上げたい方には、算命学の理解を深めるために知っておくべき内容です。

(この続きは「ブクログのパブー」サイト [http://p.booklog.jp/] に公開しました。副題は「無情でも前向きな視点」です。「算命学余話 #R65」で検索の上、登録&草団子一皿分の料金をお願い致します。登録のみは無料です。)

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# by hikada789 | 2018-05-20 21:45 | 算命学の仕組 | Comments(0)
台東区界隈を歩いていたら、三社祭の文字の入ったポスターや幟が。浅草からは少し距離のある場所だったし、当の幟を立てている神社は聞いたことのないローカルな名だったが、浅草神社の三社祭も同じく本日より開催だ。同じ系列の神社なのかもしれない。
b0214800_21281994.jpg日差しを避けて寛永寺墓地沿いの幅広で静かな道を歩いていたら、タクシーがずらり。ドライバーたちの昼休みに使われる道路らしい。周囲は墓地と美術館等文化施設しかなく、人通りもなく物音もしないのだが、何やらうっすらと祭り笛が聞こえる。はて神社はこの辺りにはないし、どこから。と思ったら、運転席に誰もいないタクシーの後部座席に揺れ動くシルエットが。あ、笛を構えている。いや吹いている。ノリノリで。聴けば立派な祭囃子である。もちろんこのタクシーの運転手だ。気分よく笛を吹くにはハンドルが邪魔だったのだろう。わざわざ後部座席に移って練習とは。きっとこの運転手は運転手でいるときの方が仮の姿で、その本性はアーティストであるに相違ない。年に一度の晴れ舞台なのだ。タクシー客など待たせておけというわけなのだ。美術館街のタクシーは一味違うのだ。

画像は模擬店出品用のスクエア手提げと、サンプル用に試作した長財布。紙袋のような四角い底のカバンにチャレンジしてみたが、角の処理の要領が判ったのでもうひとつくらい作ってみよう。長財布はピンクと灰色の二色にして構造を見やすくした。コイン室はマチがついて大容量だが、カードやスマホ決済が普及している今日、需要があるか微妙。いずれも図書館から借りたレザー製作指南本を頼りに、模擬店で売れ残った場合でも自分で使えるようアレンジしたもの。長財布の機能はいろいろなバリエーションがある。

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# by hikada789 | 2018-05-18 21:41 | その他 | Comments(0)