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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

演能会のお知らせ (No.565)

宇宙人の先生が出演する演能会のお知らせです。
----------座・SQUARE 第17回公演----------
◆日時:平成26年7月21日(月・祝)13時開演
◆場所:国立能楽堂 (JR千駄ヶ谷駅より徒歩5分)
◆入場料:SS席=8,000円、S席=7,000円、A席=5,000円、B席=3,000円
◆演目:仕舞「岩舟」「阿漕」、能「野宮」「黒塚~雷鳴ノ出=」、狂言「磁石」
◆見どころ:
当シリーズ公演では今回初めて仕舞が加わります。仕舞というのは長い能一曲の中のサビの部分を抜き出した短い演目のことで、シテが舞う背後で地謡が謡うだけの、楽器なしの舞台です。宇宙人はじめ手習者が稽古しているのはこの仕舞と謡なので素人発表会では定番ですが、プロの演能会では常に見られるというわけではないのでビギナーにはお勧めです。つまり我々愛好者はプロの仕舞を見る機会よりも、無料の素人会などで素人の仕舞を見る機会の方が多いのですが、機会が多いからといってこちらを目指してもなかなか上達しないので、このチャンスにプロの先生方の仕舞をじっくり観察し、自らの芸の肥やしにしようというわけです。武道家の目を持つ者として云わせてもらうなら、やはり素人の舞は体(たい)が定まっていなくて、心の中で「隙あり!」と何度も叫んでしまうものが多いのですが、今回の先生方の仕舞は安心してお手本にできます。

私が入門したての頃に頂いたお師匠様のアドバイスでは、「芸の上達に一番いいのはプロの舞台を直に沢山観ること」だそうで、居眠りしてでも何でもいいからとにかく数多く本物の舞台を実見しろということでした。勿論一番いいのは能をまるごと観ることですが、90分もの長い能を参考に2分の仕舞を想像するのは素人の頭には厳しいので、ビギナーには初めから仕舞のサイズを眺めて参考にした方がとっつき易いです。
メインの能は、六条御息所を角を生やした生霊ではなく失恋したセレブとして描いた「野宮」と、元祖「見~た~な~」の「黒塚」です。「黒塚」は小書きに「雷鳴ノ出」とあり装束やら演出やらを通常バージョンと違ったスタイルにするそうですが、その内容は当日のお楽しみなのでご注目下さい。なお狂言のシテは野村萬斎さんで、チケットの売れ行きに影響が出そうですから、お早目にお求め下さい。チケット申込はこちら
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by hikada789 | 2014-06-15 13:05 | 宇宙人の能稽古 | Comments(0)