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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

宇宙人 in 唐松岳&五竜岳 (No.601)

夏休み明けの晴れマークを狙って高速バスに飛び乗る宇宙人、北アルプスの東端、唐松岳&五竜岳を縦走する。宇宙人は体力のある年齢のうちに槍ヶ岳登攀を目指しているのだが、どう登っても山中三泊と四日分の持久力が必要でなかなか踏み切れず、今夏の最難コースをこの縦走に定めてみた。
先月男体山で捻挫したばかりなので安全を重視し、消耗する夜行バスはやめて昼便で現地入りし、ゴンドラで登山口の八方池山荘まで上がって宿泊。ここはお風呂もあって助かる。翌朝五時半からひたすら登って唐松岳を踏み、ちょっと引き返して五竜岳へ。「牛の首」のクサリ場では下を見ないように岩を這い進む宇宙人。昼過ぎから雨が降り出して登頂をどうするか悩んだが、翌朝も晴れそうになかったためこの日のうちに断行を決意。五竜山荘に荷物を置いて手ぶらで霧の中をアタック。
標準タイムは片道1時間なのだが登っても登っても辿り着かない。そして誰もいない。視界の悪い切り立った岩壁と風音に心萎える宇宙人。クサリもロープもないベテラン向け岩場コースのどこに足を掛けるべきか、沢山ある手足を四方八方に伸ばしてタコの如く壁に張り付く宇宙人。1時間15分でようやく登頂。霧のため視界はほぼゼロ。登山は修行なのである。
その日の夕飯で同席した学生さんは、全く同じルートで前泊なしで来ていた。マイカーがあれば早朝に麓に着いて8時からのゴンドラ運行に合わせて間に合うらしい。しかし五竜岳登頂はさすがに間に合わないので翌朝にするという。翌日は朝から盛大に雨天であった。私より経験の足りない人だったので大丈夫だろうか、と他人の心配をする余裕はあまりなかった雨の下山路。濡れるので休憩もとれず4時間を一気に降下。膝が笑い始めた頃にゴンドラの敷地内に侵入、庭園の木道を歩行中、気が緩んだため転倒、尻もち、泥んこ。先月の男体山も最後の楽な下り坂で転んだのだった。皆さん、登山は最後まで気を抜かないように。

下山は視界ゼロで楽しめなかったが、時間が早いので地元のイオンに立ち寄る猶予ができた。こういう所ではローカル製品にお目にかかれる機会がある。地域限定の巨峰キャラメルやわさび揚煎を買い物かごに入れる宇宙人、なぜかワゴンセールの小皿やマグにも手を伸ばす。日本製なのだよ。ここまでローカルな場所に辿り着いた陶器はこれ以上の移動を避けるため値引きして売り尽くそうとするのだよ。だからお買い得なのだ、と言い訳しながらカートを押す宇宙人。信州みそチョコせんなるご当地駄菓子をカゴに入れ、最後にパン売り場で天然酵母食パン2斤198円(お買い得)を購入。なぜ白馬土産が食パンなのだ、宇宙人。かさばるではないか。
魅力的なローカル・イオンを過ぎて白馬駅に到着。五竜のゴンドラからここまで歩いてきたことを地元の方に驚かれる宇宙人。だって電車は二時間に一本しかないではないか。駅前の無料足湯に浸かっていたら売店のおじさんにミニトマトの袋をサービスされる。閉店間際の時間帯だとこういう利点がある。あまりに甘いトマトであったのでこれはタダでは帰れぬと、おやきを購入して恩返し。豊かな一日であった。残ったミニトマトは翌朝の朝食の食パンに添えられた。

ところで前回は植物を間引くという話をしたが、帰路の境川サービスエリアでは間引かれた小桃をワインで煮たという瓶詰が店頭に並んでいた。隣にはラベンダーやキンモクセイのジャムも。味は判らないが見た目はおしゃれ。ご当地製品もいろいろありますな。高速バスは通常双葉SAで休憩するのだが混雑のため急遽境川SAになったので、次はいつお目に掛かれるか判らない。マイカーでドライブされる方はマイナーなSAの商品にご注目下さい。
by hikada789 | 2014-09-06 12:41 | その他 | Comments(0)