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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

宇宙人、引き続きウツを蹴る (No.613)

宇宙人の行く末を心配してくれている友人から、「運勢鑑定の依頼人の中にはきっと鬱病患者だっているだろうから、鬱病に対する厳しい姿勢をこんなに打ち出しては営業に差し障るのでは」との意見が寄せられた。確かに易者に人生相談を持ちかけようとする人は大なり小なり精神不安を抱えているので、その何割かが鬱であってもおかしくはないが、私が常々おかしいと思っているのはその鬱病診断の基準であり、今の基準を真に受けると国民の過半数が鬱病と診断されてしまうことだ。

鬱病に限らず糖尿病やメタボもそうだし、最近のブログにも挙げたガン診断だってそうだ。「ガンではないガンモドキ」を一生懸命除去して「ガンが治った」とか言っていると主張する医者の意見に私は感覚的に賛同しているが、最近はメタボの基準値も迷走しているし、鬱病だって国民の半分も罹っているなら、健常者の方が少ない社会がどうやって回っていけるのだね。ガンモドキ同様、前回の余話#U60玄に指摘の宗教モドキ同様、鬱病モドキが世を席巻しているだけで、本当にケアが必要な真性鬱病患者はごくひと握りであり、残りの99%は単なるヘタレと見做して尻を蹴っ飛ばせばたちまちシャキっとするのではないのか。
鬱病なんてやさしい名前がいけないのだ。最近は暴走族をもっとカッコ悪い名称に変えて暴走族志望者を減らそうという運動があったが、鬱病も「ヘタレ病」と改名したらモドキ患者は一掃されるのではないのかね。私はギックリ腰常習者として、あの脳天を突き抜けて声も失うほどの激痛が「ギックリ腰」という愉快な名称ゆえに同情されず、笑いのネタにされている悲劇を引き合いに出させてもらおう。そして主張しよう。鬱病はヘタレ病と改名すべしと。

友人がせっかく心配して意見をくれたのに逆効果の方向へ流れてしまった。すまぬ。でもこれが現在のわが本心なのだ。今の社会は鬱病のみならず病人に対して臆病になりすぎだ。だから本来病気にも当たらないモドキが病人を装って権利を主張し(そもそも権利を主張する元気のある人が病人なものかね)、結果的に本当に治療が必要な重病人へのケアが手薄になってしまっている。国民の総医療費が記録を更新し続けているというのに病人が一向に減らない原因はここだという指摘は報道だってされているのに、これを肯定すると困る人が多いからかすぐ取り沙汰されなくなる、道理のない世の中であるのだよ。地球から見えない土星の裏側くらい自由に発言させてもらっても罰は当たるまい。

真性鬱病というのが本当に存在するのかどうかも怪しいが、鬱病と診断された数年後に社会復帰を果たし、しっかり自己分析して再発防止にもその後の人生にも成功している安藤美冬という人物について、佐藤優氏が『修羅場の極意』でとり上げているので、鬱経験者の方には参考にして頂きたい。外交官時代に鬱病の同僚をさんざん見てきた佐藤氏は言う。「安藤が成功した秘訣は、自分の中に潜んでいる資質を等身大に見つめることができたからだ」。
人生に悩んでいる土星裏への鑑定依頼者にもよく伝えるのですが、まず自分自身を正しく認識すること。宿命から算出される人間像には長所も短所もあり、それは別個のものではなく表裏一体です。陽転すれば長所が出るし、陰転すれば短所が出る。しかしどちらも本物であり、偽物はない。気に入らない自分の短所を「偽物だ」と言い張る人が時々いますが、それでは自分自身から目を背けていることになり、その資質を陽転して長所に変えることもできない。人生に行き詰まって鬱病になる人は、実現不可能な理想の自分への拘りを捨てて、まず自身の資質と力量を正しく認識し、傲慢でも卑屈でもない「等身大」の自分が社会のどこでなら活躍できるのか考え、適切な活動場所に身を置くこと。そうすれば安藤氏のように鬱病を脱して活躍できるようになれるのです。是非見習って下さい。
こんなことを書くと鑑定依頼がこれまた減ってしまうかもしれませんが、ヘタレ病患者が社会に溢れるよりマシです。それでもなお自身の資質と力量が判らないという人はいるでしょうから、そういう方たちには運勢鑑定による客観的診断は有効かと思います。ちゃんと営業トークになったぞ。
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by hikada789 | 2014-09-30 15:34 | 算命学の仕組 | Comments(0)