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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

『悪童日記』映画化 (No.614)

ハンガリー出身の亡命作家アゴタ・クリストフの問題作『悪童日記』が映画化されて、10月3日から都内で公開されます。全国でも近日公開予定。この作品は私の読書好きの友人が数年前に絶賛して勧めてくれたもので、ロシア文学に偏向している宇宙人には新鮮な衝撃を与えてくれた中編小説の傑作です。いや一般には長編扱いなのやもしれぬが、なにしろこっちはダラダラと長いロシア文学専門だからね。
原作はぶっきらぼうで断定口調の、竹を割ったような仏文だそうで、和訳もこの特色を損なわないように上手く綴られていたから、映画と同時に原作の方もおすすめしたいです。三部作ですが、映画は第一部だけかもしれないし。へなちょこに生きている現代の若者には是非生きる参考にしてほしい。子供であろうがサバイバルに待ったなし。『ベルセルク』よりも子供と大人のえげつなさが光る逸品です。
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by hikada789 | 2014-10-02 16:57 | 宇宙人の読書室 | Comments(0)