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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

中古物件の落とし穴 (No.700)

連休中はどこも混んでいるので連休前に遠出する宇宙人、山シーズンに向けて体力づくりに勤しむべく東京の西端を登る。ここは毎年この時期に体慣らしのために登っている低山地帯で、交通の便がよくマイカー無しのハイカーには有難い。下山路は秩父へ抜けており、日帰り温泉施設もある。行きの電車では大量の小学生と同乗しまさか同行するのかと青ざめたが、彼らの目標は奥多摩だったので一安心、山中は誰もいない森閑とした空間を独占できた。人口過密の都心とはえらい違いなのだ。おいしい沢水をペットに詰めて新緑とヒノキの列を縫い歩き、一句ひねってみた。

 わさび畑(ばた) 沢に沈める ビールかな

麓の沢を利用してわさび畑が続いているのだが、わさびというのは田んぼのように水に浸かって育つもので、しかもきれいな流水でないと育たない。だからわさびの生えた沢の水はおいしくて安全なのだが、流水の冷たさを利用して缶ビールが紙ケースごと沈めてあり、初夏の山中、畑主が仕事の合間に涼を取る様子が偲ばれるのであった。

俳句などひねってどうかしたのかと思われるかもしれませんが、宇宙人が現実逃避したいのにはわけがある。老朽化が進むわが家の唯一の窓が壊れたのだ。ベランダに洗濯物を干して戻ろうとしたらサッシが閉まらない。もともと開閉にガタガタ音を立てる造りではあったが、動かなくなるのは初めて。慌てて管理人さんに相談すると、なにしろ老朽マンションなのであちこちでリフォームをやっており、施工中の業者に来てもらったところ、サッシを転がす戸車が摩耗しているのでこれを取り替えるのが早いが、古いサッシにつきもう部品はなく、似たような部品で応急処置するしかない、レールも歪んでいるから長くはもたない、安心して暮らしたいなら窓枠ごと全面リフォームすべしと云われた。概算予算を訊くとわが年間娯楽費に匹敵する。あう、痛いのだ。
その場はシリコンスプレーを噴きつけてどうにか動くようにはしてくれたが、取扱い注意につき料亭の女将のように座って静かに開閉するのだ。しかも一度閉めきると二度と開かなくなるのを恐れ、指が入る隙間を開けっ放しにするので、昼間はともかく夜が寒い。リフォームするなら梅雨が来る前にやらねばならぬ。マンション専属の業者はノウハウを知っているから頼めば安く早くやってはくれるだろうが、入居時に水回りのリフォームを頼んだ時に仕事が雑だったのであまり頼みたくなく、よその業者に見積もり依頼などし、もっともだが現場採寸が必要と云われ、いろいろ取り決めているうちに疲れてしまったのだ。
どなたか信頼できていい仕事をする安めの業者さんをご存知でしたら紹介下さい。貧乏とはいえ必要経費を惜しみはしない宇宙人だが、『パーム』ではないが「くだらない人間に奪われるよりいい人間に」支払いたいのだよ。くだらない人間とつき合わねばならぬと思うから疲労するのだ。以前当ブログで中古物件購入のススメを記事にしたが、老朽物件にはかような落とし穴があるので、ご検討の際は充分お気を付け下さい。
by hikada789 | 2015-04-29 12:37 | その他 | Comments(0)