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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

夢枕に立つのを見越して (No.843)

霊能者の知人がよく故人が夢枕に立つというので、一体そうした人たちはどんな格好で現れるのかと尋ねた。まさかおデコに三角を付けた白装束ではあるまいに、服装は如何に。するとその霊能者曰く、「その人が生前一番輝いていたと本人が思っている時期の格好で現れる」とのこと。若い頃が一番輝いていたと思っている人なら若い姿で現れるし、老いてからの方が自分らしかったと思っている人ならその時期の姿で現れるというのだ。なるほど。当然その輝いていた頃の出で立ちで現れるのだろうな。服装や装身具なども「自分らしい輝き」を象徴するお気に入りの物でドレスアップするのであろうな。
はて、宇宙人はそのように誰かの枕元に立つ時、果たしてどのような出で立ちで現れるのであろうか。服飾にカネをかけない宇宙人はシンプルな普段着がお気に入りなので、自分を象徴するこれといった必須アイテムなるものはない。きっと犬の散歩にでも行くような格好で現れる亡霊となるのであろう、と考えたらちょっと寂しくなった。服はともかく、宇宙人の必須携行品といえば本なのだから、これを収納しているカバンなりポーチなりをマイ・シンボルにしてはどうか。

というわけで始めたレザーハンドメイドでもあるのだった。パソコンの入る大型トートに続き、次回作としてウェストポーチを企画中だが、文庫本が入るサイズが条件なので、市販の型紙では足りずほぼオリジナルな作品になる模様。尤も、失敗しても惜しくないよう高い革は買わず、革ハギレ福袋に入っていた二種類のきれっぱしを繋ぎ合わせて作る。このように何が入っているか判らない福袋はネットで安く買えるのだが、今回たまたま色違いで同じ種類のいい革が入っており、どちらも疵やヨゴレがあって単独ではいくらも面積がとれないところを、合体させることでそこそこ高級品に見せることが可能と判断。ウェストポーチなら腰の側の面は多少汚くても見えないし、同様にベルトループもキレイである必要はない。商品だとそういうわけにはいかないが、自分用なら気にならない。あとは自分の腕次第というわけだ。果たして鬼籍に入った後にも愛用して腰にぶら下げ、そこからお気に入りの本を取り出して読書に耽るような象徴アイテムになるであろうか。生前は登山の伴に携行できたら嬉しいが。

皆さんは自分を象徴するような、ずばり亡霊となった時もこれを身に付けていたいといったアイテムはありますか。え、そんなことは考えない? 能をやっていると、平家の亡霊などが生前に自分の作った歌を記した短冊とかぶら下げて現れたりするので、宇宙人の頭にはすんなり入る光景なのだが。宇宙人は自作の歌ではなく自作の革グッズを持って立ち現れるつもりだ。カバンの中身はやっぱりロシア文学だろうか。
ところで、宇宙人がひと針ひと針に念力を込めた革小物を開運グッズとして付加価値を付けて売るべしと、友人がそそのかしている。とりあえず今は稽古場に置かせて頂いて顔見知りにお買い上げ頂いている状態だが、もし土星裏の読者でこの付加価値に価値を本気で見出して欲しいと思う人があるなら販売致します。価格は原材料費に宇宙人のおやつ代を足した、大体市販の同様商品(本革よ。合皮じゃなくて)の1/3~1/5くらいが目安です。送料も頂きますが、小物ならメール便でいけそう。興味のある方はカテゴリ「宇宙人の診察室(営業窓口)」を開いて有料鑑定案内の問合せ先へご連絡下さい。制作した作品は写メして当ブログに随時アップして参ります。付加価値はあくまでも念力ですよ。製品としての品質を云々するならちゃんとプロの作った品物をお店で買って下さい。
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by hikada789 | 2016-05-22 18:58 | その他 | Comments(0)