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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

ワラーチの履き心地 (No.859)

手作りワラーチが完成したので散歩に履いて出てみた。足型をとって作っただけあって足裏に貼りつく感じ。痛みもスレもゼロ。奇跡のサンダルである。おっと信号が赤に。走れる。走れるではないか。本当に1000kmの耐久があるようだ。夏の履き物にお困りの方は是非挑戦してみて下さい。ワラーチの作り方はネットにいろいろ上がっておりますが、今回の手順と完成品は以下の通り。

【材料】
・ビブラムシート(イタリアのビブラム社の高級靴底シート):1600円
・牛革ハギレ(2ミリ厚。表面に摩擦の利くもの):300円
・真田紐(9ミリ幅、片足で120cm):約400円
・ダイヤボンド(靴修理用ゴム系接着剤。似たような製品は百均市でも買える):400円
【作り方】
(1)厚紙に足型をとる。プロはぴったりに作るようだが、私は全体的に5ミリ程度大きく裁断。
(2)足型に合わせて素材を裁断する。ビブラムシートはカッターで簡単に切れる。牛革はさすがに苦戦。
(3)ボンドでビブラムと牛革を貼り合わせる。この時、牛革の一部をうっかり狭く切り落としたことが判明したが、余り革で継ぎ足した。ボンドは強力なのでうまく貼り付いた。ボンドを圧着させるため本でぎっしりの本棚のスキマへ差し込み、24時間寝かせる。
(4)鼻緒と、左右のくるぶしよりやや前の位置に、合計3カ所穴を開ける。これが一番手間がかかった。カッターではいくらも進まないので、彫刻刀の平刀で真上から垂直に突き刺すと、貫通する。これを何度か繰り返して三角の穴を開け、真田紐が通るサイズにする。この穴の位置が正確でないと履き具合に影響するので、ウンチク通りに開けるべし。
(5)本体はこれで完成なので、あとはネットの画像に従って紐を正しく結ぶ。きつければ痛みが出るし、緩ければ脱げるので、ちょうどいい具合に締めるのがコツ。脱ぐ時に途中までしかほどかなければ、次回すぐ履ける。

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山に持って行けば沢あそびができそう。
ところで、革ハギレはどこで手に入れるかというと、私は最寄の資材街である浅草橋に出向いて、レザー屋の店頭にテキトーに売られているハギレをクラフト用によく買っている。両足サイズの面積なら下は300円からある。本革は生き物なので一つとして同じものはなく、形も質も色もさまざま。漁っているだけで楽しい。
いつもは駅前の店で漁っていたのだが、少し足を延ばしてみたところ、駅から離れるほどお買い得度が上がることが判明。ガマグチの口金専門店というところまで行ってみたら、ハギレが700円詰め放題だったため、またしてもハギレを増やす宇宙人。だっていい感じの渋い茶色やらワニ型押しやらが沢山あるんだもん。ガマグチの種類の多さに驚嘆しながら駅へ戻る途中、やはり問屋街だ、無造作に一枚革を店頭にぶらさげたバッグ屋を発見し、あまりの安さにその一枚革を1800円で購入。店内のバッグも本革なのに激安セール中。愛想のいい店員の話では、店の二階がバッグ工房になっており、できたそばから売るので安いのだという。オーストリッチバッグが3万円台だよ。安すぎる。いや、わが次回作バッグの1800円の方がずっと安いが。上機嫌で店を出ようとしたら、ここにも無造作にビニール詰めされたハギレパックが。見ればオーストリッチ。500円。なにぃ!店員よ、これは一体?
「二階でオーストリッチを使えば、ハギレが出るんです」と、常に売っているわけではない旨を説明する店員。ますます今買わねばと焦る宇宙人。結局引き返して1パック購入。自宅で中身を広げてウットリする宇宙人。もちろんハギレだからシボも不規則だし、キズもある。でも本物のオーストリッチなのだよ。豚革にオースト型押ししたものじゃないのだよ。大変貴重なのだよ。尤も、他のパックには蛇やワニのきれっぱしも入っていた。オーストより更に珍しいが、宇宙人には使い道が想像つかなくて据え置いた。レザークラフト愛好家の方、いま駆け込めばゲットできるかもしれませんぞ。
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by hikada789 | 2016-06-30 20:44 | その他 | Comments(0)