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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

素人演能会のお知らせ (No.903)

前回No.902で触れたのレザー展示会の初日準備に参加してきた。10畳ほどのスペースの壁にコの字に長テーブルを設置し、その上にカバンやら小物やらを並べ、壁には革で作った絵画を吊り下げる。革の絵画?と思われるかもしれないが、そういうアートがあるのだ。キャンパス地に革をピンで貼り付けて。とはいえほとんどが講師の先生の作品で、やはり特別な技術がないと作れない。平らなはずの革がまるく膨らんで盛り上がっていたが、革を美しく湾曲させるのは難しのだ。宇宙人の家は狭小につき絵を飾るスキマなどありはしないから自作しようとは思わないが、広いお家の応接間にでも飾ったらきっと映えるであろう。
ガラス張りの入口のサンプル展示も先生の作品が並ぶ。そうだねえ、生徒さんの作品を入口に置くわけにはいかないかもねえ。いや玄人はだしの生徒さんも確かにいて、このバッグならデパートで売っていても遜色ないぞという作品もいくつかはあった。しかしビギナーの宇宙人のへなちょこ小物とどっこいの作品も多数展示され、本気で売るつもりなのか疑わしく思わぬでもなかった。というわけで、単にハンドメイド本革製品の展示販売以外にも、一体どういう作品がいくらの値札で売られているか、業界の相場を知るいい機会にもなりますので、お近くまでお越しの際はお立ち寄り下さい。
いやー、強気の値段だよ。もちろん宇宙人の作品だってそうだ。パスケースとかブックカバーは複数の生徒が作っているので値段を均一化させねばならず、一人だけ激安にするわけにはいかんのだ。「うーん、このパスケースに2,500円は高いなあ」と思ったが、先生はこれが適正だという。なぜなら材料費は安くとも手間暇がかなりかかっているからだ。この催しは販売目的ではなく、あくまで作品発表会であり、レザークラフト普及活動の一環なのである。先生の話では、レザークラフトの世界も途上国の安価な工場量産品に押されて後継者が減ってきており、一般人にも手作りの魅力を伝えて次世代に受け継いでもらいたいのだそうだ。この理念は宇宙人の日頃の心掛けと合致するものなので、大いに賛同したい。また宇宙人がまだ知らない技術があちこちの作品に盛り込まれており、こういうのも作れる、といったお手本になるものも多数あったから、レザー愛好者には勉強になる。アクセサリーやコサージュもあったから、一点もののオリジナル品を求める女性などにはウケるかもしれない。いずれにせよ会期は一週間で、土曜日には結果が出る。果たして宇宙人の鏡板デザインがどこかのマダムの心を打つことがあるだろうか。長い仕舞扇袋は靴べらと間違われないだろうか。

というわけで、会期終了の翌日に開催される素人演能会のお知らせに繋げます。宇宙人が所属している理春会の二年に一度の大会が1日がかりで催されます。観覧無料ですのでお気軽にお立ち寄り下さい。なお上述の売れ残ったわがクラフト作品ほか、自作の革製扇袋など楽屋にて販売致します。先生の許可は頂いております。自分で言うのもなんですが、激安です。もう値段を周囲に合わせる必要はないし。とはいえ世に出回っている合皮や中国製よりは高いよ。まあ手に取って、お気に召したらお求め下さい。売上は宇宙人の食糧に当てさせて頂きます。定価が安いので、お宅に余っている食材などで支払って頂いても構いません。宇宙人の最近のお気に入りは「ふじっ子」の昆布製品や豆製品。とろろ昆布は味噌汁トッピングに便利で重宝している。体にいいし、ふじっ子は無添加にこだわっているらしいのだ。
-----理春会演能会-----
◆日時:平成28年12月11日(日)10時半~18時半頃
◆場所:国立能楽堂 (JR千駄ヶ谷駅より徒歩5分)
◆内容:辻井八郎師主宰の理春会所属のお弟子による能、舞囃子、仕舞、連吟、独吟。
◆入場:無料。撮影不可。観客席飲食不可。食堂あり。
◆宇宙人出没情報:
今回もシテはやらず、地謡のみ出場します。14時頃の舞囃子「船弁慶」の地謡前列でどら声で謡います。最近人と会う機会が減ってあまりしゃべっていなかったので、申し合わせ(=リハーサル)の時に急に大声を張り上げたらむせてしまった。いつもこんな失敗をしている。本番では注意しよう。
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by hikada789 | 2016-12-05 20:01 | 宇宙人の能稽古 | Comments(0)