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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

ヒールの高さのせいではなかった (No.1019)

現場に足を運べない友人の代わりに靴教室へ行ってきた。画像は完成したモカシンシューズ「濃紺」。友人の希望により同系色でまとめたため黒系一色になったが、なかなかシックだ。友人の足は宇宙人とほぼ同じサイズなので、宇宙人の足に合わせて作った。本人の足に合えば良いのだが。
b0214800_2131356.jpgところでこの靴教室は来年2月に浦安へ移転するそうである。現在は木場駅前なので、都心からはやや遠くなる。今のうちに木場で体験靴作りをしたい方は「大きな森の小さな靴屋」のHPを検索してお問合せ下さい。商売っ気のない先生なので、せめて宣伝させて頂くのだ。

本日の靴ウンチク。既製品の靴に苦労している宇宙人は、ヒールの高さも3cmを越えると腰痛に響くのでいつもベタ靴ばかり履いているとこぼしたところ、先生曰く「腰痛は高さのせいではなく、靴底とヒールの間がプラスチック製品だから。総本革の靴はここも本革なので、腰痛に響くような衝撃は生まない」そうだ。うう、何から何まで本革はエライのだ。というよりどうして今日普及している多くの靴はまがい物ばかり部品に選ぶのだろう。勿論安いからだが、ケチったために腰痛になったら本末転倒ではないか。

もう一つウンチク。モカシンシューズは性質上伸びるので、ややきつめに作り、履きならしながらジャストフィットに育てていく靴である。このため5回ほど近所への履きならしが必要なのであるが、稀に気の短いユーザーが履きならしをせずいきなり長時間歩行して、痛くて履けないとクレームを寄せることがあるらしい。商売っ気のない先生はそうした要望に応えて縫製を緩めてやるのだが、そうすると今度は「ゆるくてすぐ脱げてしまう」と泣き言が返ってくるという。だから言ったでしょ。履きならしを怠るからだ。最初の出来がベストだったのだよ。そんなわけで友人よ、頼むからいきなり遠出に履いていかないでくれたまえ。
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by hikada789 | 2017-12-06 21:45 | その他 | Comments(0)