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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

宇宙人、畳を新調する (No.1118)

畳がやってきた。一週間前に家具を全部どけて職人さんに採寸してもらい、ホチキスの針の飛び出す危険な畳板ごと取り替えるべく全面製作してもらっている間にネットで本棚を注文。新旧畳の入替え日に再び家具を全部どかし、畳床に溜まった恐らくは築年数分のホコリを掃除機で吸い取り、井草の香る出来立ての畳を招き入れる。サイズはピッタリ。さすがの職人技なのだ。畳の搬入搬出は1時間で済んだが、どかした家具の復旧と新調した本棚の組み立てに半日を使い、更に溢れた書籍の収納レイアウトをあれこれ試しているうちに、結局二日使ってしまった。
掃除も済んで、井草の香りに包まれながら青い畳に転がって平泳ぎする宇宙人。癒されるなあ。えらいぞ、畳。この老朽マンションに越してきた時はいずれフローリングにリフォームしようかとも考えていたが、やっぱり日本は畳だよ。直に寝そべっても痛くないし、何より香りがいい。森林浴並みのヒーリング効果だ。誇るべき日本の文化なのだ。

皆さん、ご自宅をリフォームの際は是非畳部屋をご検討下さい。耐久は約十年で、半分の五年辺りで畳表を裏返す修繕をするのが一般的だそうだ。この裏返し作業は1日でできるので、家具の移動も一回で済む。朝どけて畳を持って行ってもらい、夕方に畳を入れて家具を戻すだけ。費用は、今回のように畳板ごと作り替えるのと比べて半分以下。尤も我が家に越して来てからとうに十年以上過ぎているし、前の住民も畳を替えた形跡がないので、頑張れば四十年使い込むことも可能だ。今回は畳板から作ってもらったので、もう飛び出したホチキスの針で足の裏に穴を空ける心配は永久になくなったのだし。とはいえ仕事のなくなった職人さんが消えてしまっては困るので、適度な年数のところでメンテナンスするとしよう。
こうやって実用で注文することで、伝統文化は亡びず生きていけるのだ。最近は琉球畳もインテリアとして普及してきているが、あれは値段が2~3倍する上、フチがないので耐久性がやや劣るらしい。ウチの職人さんは採寸の時にフチのサンプルを持ってきてくれて、自由に選ばせてくれた。いろんなのがあって悩ましかったが、結局目の疲れなさそうな灰紫地に金糸の和模様のにした。四畳半のくせに御殿みたいな仕上がり。なにやら背筋が伸びるのだ。
天井までの薄型の本棚にしたので部屋もそれほど狭くならなかったし、暫くは本を買ってもまだまだ入る余裕がある。井草に囲まれながら読書の秋を楽しむとしよう。

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by hikada789 | 2018-10-13 19:22 | その他 | Comments(0)