三折り財布増産中 (No.1164)
先日、1年以上履いていない古い革靴が下駄箱の中でカビを生やしているのを発見した。幸い布で拭きとれたが、このまま放置していたら菌糸が奥まで入ってシミになったことだろう。そうだ、使わないと革はカビるのだ。俄かにタンスの中で仕立てを待つ大量の牛革たちの安否が気になり始めた。さっさと仕立てて使わないと無駄になってしまう。革を大量に使用するには大型カバンを作るのが早いのだが、もうカバンはさんざん作ったので、何か違ったデザインのものをと考えるとなかなか踏み出せない。レザー教室でも作りたい物がだんだんなくなってきて、今は専ら絵ばかり描いている。ブックカバーを立て続けに作ったから、今度はカバンに張付けてみるか。冒険だなあ。不出来な絵がカバンに張付いていると恥ずかしくて使えないからねえ。画像は、以前友人の注文で一度作った三折り財布を色違いで増産したもの。さくらんぼ色と鴨緑という珍しい色革ハギレで作った(内側仕切りはベージュに近いゴールド)。ハギレだから革在庫はいくらも捌けなかったが、別の友人が気に入ったのでお祝いがてら贈呈した。あと2つ作る予定があり、1つはヘビ型押しの紺色(内側仕切りは白)、もう1つは内側仕切りのゴールドだけ用意してあってまだ本体色革は未定。ご注文あれば受け付けます。
by hikada789
| 2019-02-22 18:57
| その他
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