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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

浦島太郎なのだ (No.1220)

新しいパソコンが届いた。富士通。日本製。裕福に背を向ける宇宙人にしては奮発したがアウトレット・セール品なのでお値打ちではあった。決め手は軽さ。なんと驚異の700g台。今までのノートパソコンの1/3以下だ。サイズを15インチから13インチに下げたとはいえこの差は何。いざ手にしてみると、もう重量も薄さも紙ノート並みなのだ。ペラい。USBの差込口の厚さはぎりぎりあるが、旧式なわが家のネット有線ケーブルの接続口はもう高さが足りず、ツメを引っ掛けて引き出したジャックを上方へ立ち上げて差し込む方式だ。繊細すぎて壊れそう。まあWi-Fiも出先では使えるので問題ないが、これが今どきのパソコンなのだな。浦島を自覚する宇宙人なのだった。
他にも驚きはあった。それはもう立ち上がりは速いし(顔認証で開くので、ウッカリ席を立っているといつまでも開いてくれない過剰な親切)、ネット接続も速いし、ダウンロードは速いし、シャットダウンも速い。CPUは前PCと同じインテルCore i3 なのだが、ストレージが確かSSDなんとかとかいう奴で、動きが速いとは聞いていたが、これほどとは。というわけで、これで心置きなく仕事ができるようになった。やれやれ。安い買い物ではなかったのだから十年くらいは付き合ってくれよ。

ところで宇宙人は他にも浦島事情を知った。昭和の生まれの宇宙人にとって固定電話といえば加入権問題だ。海外で暮らすなどして固定電話を一時使用停止する場合、NTTが最長十年まで加入権を預かってくれるのだが、これをしないと帰国した時に再度加入権を購入せねばならず、当時は八万円くらいした。預かってもらっても十年を越えると自動的に失効するので、帰国の目処が立たない身分だと痛い出費に。
そういう頭で生きてきたが、昨今はもうNTTの専売ではなくなったため、何万円もする加入権というものは既に存在しないことを知った。再度固定電話を引く場合は、僅かな初期費用だけで済むという。その代り、インターネット接続契約の月額が以前の黒電話時代の電話料金と比較にならないほど上がっているため、加入権収入がなくても業界は儲けられる仕組みのようだ。今や通信会社は林立しているし、競争によって顧客の嫌がる昭和なシステムはとうに消滅していたのであった。なんだ。便利な世の中になったのだな。

宇宙人は未だにガラケーを愛用しているが、これも2022年でサービス終了する。遅かれ早かれスマホへ移行せねばならぬが、その頃にはもっと状況が変わって便利になっているやもしれぬ。でもこんなに軽くて動きも速いPCを手に入れた今、更にスマホを持つ意味って何だ。ガラケーだって緊急の電話とメールしか用はないのに。きっと十年後には更に浦島事情が進んで、宇宙人の頭が追いつかなくなった頃に上手い具合に人間としての寿命が尽きるのやもしれぬな。

by hikada789 | 2019-08-12 10:11 | その他 | Comments(0)