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土星の裏側

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宇宙人と呼ばれた人達の診療所

<   2016年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧

テレビをほとんど見なくなった宇宙人が3年程前から急に見始めたのは、TOKYO MXとBSスカパーがその視聴率の低さを武器に、自主規制撤廃の意気込みで本音トーク番組を連発してくれていたからだが、最近両局の勢いに陰りが見え始めている。既に守りに入ったのか。嘆かわしい。といっても局の責任ばかりとはいえない。
例えばショーン川上の抜けたニュースザップはつまらなくなった。4人のMCザッパーの中では一番の常識人というか道徳的なまとめ方のできるMCだったので、彼の抜けた今の番組は支離滅裂感が増し、勝手言う奴らばかりになってしまった。勝手を言うのはゲストの役目だったのに、今やMCの神田ちゃん一人が番組進行を一身に担って、暴走するゲストとMCザッパーのトークを生放送時間内に収めようと奮戦している。低姿勢の語り口で彼女に協力していたMCザッパーはショーンだけだったことが今知れた。ショーンよ、帰ってきてくれなのだ。世の中のつまらぬ慣習のせいで業界を去ってしまったが、彼の経歴詐称などわが楽しみに何の害悪ももたらしてはいなかったのに。というわけでニュースザップもだんだん見なくなってきた。

MXはもっと深刻だ。「東京のオトナが知るべきニュースランキング」の下流ネタを上品な声で回していた「バラ色ダンディ」のMC長谷川豊も、実際は自分が人工透析しているわけでもない多くのヒマなネット読者による炎上で失脚したが、その後番組に代役MCが置かれなかったので、女性MCの阿部ちゃんが孤軍奮闘するならまだしも、普段は下ネタを振られては楽しく返すゲストに無理やり日替わりMCをやらせたせいで、番組進行はめちゃめちゃである。お蔭で番組の内容が同じでもMCの良し悪しでおもしろ度が上下することを知った。うーん、ゲストメンバーは変わっていないのにつまらない。長谷川豊よ、帰ってきてくれなのだ。11月になったら新しいMCが雇われるのだろうか。それとも、私のように長谷川氏の価値に気付いた人たちの声が局を動かして、彼を復帰させてくれるだろうか。ああ、つまらぬネット読者のせいで、わが無害なる楽しみがここでも減ったのである。え、人工透析発言問題? 忘れたのか、宇宙人は内海聡医師のサポーターだぞ。内海医師なんかもっと範囲を広げて、生活習慣病の治療は保険適用外にすべきだと以前から吠えておるぞ。老衰患者も助けるなとか言っておるぞ。宇宙人だって負けてはおらぬ。人類が戦争をやめられないのは、増えすぎた人口を減らして食糧需給を賄うためだと、算命学思想を基に考えているのだから(『算命学余話#R12玄』参照)。姥捨山は日本人が発明した究極の人口統制策だと賛美しているのだから。

MXでもう一つつまらなくなった番組は「週刊リテラシー」改め「田村淳の訊きたい放題」。都知事選に立候補した上杉隆が局の都合で突如降板させられ、番組も9月で終了したが、10月になって田村淳だけで回す番組に衣替えした。でもつまらない。だって田村淳はジャーナリストじゃないもの。持っている知識が浅いので場が持たないのだ。芸人にありがちな、相手の言葉をオウムのように繰り返しては、さも大ごとのように芝居して空疎な笑いや驚きを誘導するだけ。お蔭でお馴染みのゲストの発言までつまらなくなった。上杉氏ならもっと鋭いツッコミや過去の発言などほじくり返して話を広げることができるのに。上杉隆よ、帰ってきてくれなのだ。世の中はなぜ彼を嫌うのか判らぬ。ここでも賢い阿部ちゃんが奮闘だ。いっそ田村なしで阿部ちゃんだけで回した方が、ゲストの話は広く深くなっていくのでは。もうこの番組も見る気がしない。

ああ世の中のつまらぬ大勢が、面白みのある賢い人たちを世間から駆逐していく昨今なのである。こんな風潮は早く皆が気付いて辞めないと、面白みある賢い人たちが本当に世の中から一掃されてしまうのだ。彼らがいなくなってから「現代には人材がいない」とかほざいても遅いのだ。有望な人材を駆逐したのは誰なのだ。皆さん、皆さんの周りにも名を知られぬ賢い人々が隠れて住まっているはずなので、そうした人々が困窮していたらどうか米・味噌を分け与えて生き延びさせてやって下さい。かくいう宇宙人も、数少ない奇特な地球人の方々に米・味噌を融通してもらって細々と生存を許されている身なのであります。合掌。
by hikada789 | 2016-10-30 13:39 | その他 | Comments(0)
キアロスタミ追悼フェスに赴き、「5-five-小津安二郎に捧ぐ」と「トスカーナの贋作」を観た。宇宙人は今世紀のキアロスタミ作品は観たことがなかったので、どちらも初めてだったが、なるほどキアロスタミであった。とにかく時間の使い方が贅沢なのだ。嫌いな人は贅沢とは言わず退屈というだろうが、まあキアロスタミが判る人は玄人だな、と悦に入る宇宙人。「5」なんて小津映画に倣って長いワンカットの無言映像を5つ並べただけだ。これではカネ返せと言い出す客が続出するのではと思いきや、意外に満席の会場であった。まあイビキも聞こえたが、やっぱり判る人だけが見に来るのだな。
「トスカーナ」もキアロスタミお得意の「解決のない堂々巡り」で、イラン人の人生観はこうした堂々巡りこそが人間の営みであるという真理の一つに到達しているのであった。拙著『メタフォーラ・ファンタジア』をお読みの方には、宇宙人の拙い文章がこうしたペルシャの循環思想を描こうとしていたことを思い起こして頂ければ幸いである。
今週火曜から始まった東京国際映画祭にも別のイラン人監督作品が来ているのだが、最近のかの国はテンポのよい会話とスピーディな展開で時間の経過を忘れさせる手法がトレンドだ。キアロスタミとは対極の、しかしやはり「人生に解決などない」といった真理は外していない作品が見られるので、この機会に是非。

キアロスタミ作品を観たことがあるという宇宙人の先生の演能会のお知らせです。毎年恒例だった西荻薪能が大人の事情で中断されていましたが、今年から名前を変えて復活しました。遅野井というのは舞台会場である井草八幡宮の所在地の古名だそうです。ここは宇宙人が素人会でよく出場する舞台で、新規に入門された方も気軽に出場できるので、お稽古を始めたいと考えている方は参考まで見学下さい。

-----第一回遅野井(おそのい)薪能(西荻薪能改め)-----
◆日時:平成28年10月30日(日)18時半開演(雨天決行)
◆会場:井草八幡宮神楽殿(荻窪駅よりバス10分)
◆演目:狂言「空腕」、能「熊坂」(シテ:辻井八郎師)
◆入場料:前売券3,000円、当日券4,000円(定員650名)
by hikada789 | 2016-10-27 21:07 | 宇宙人の能稽古 | Comments(0)
昨今は性的マイノリティーの人権擁護を叫ぶ声が随分声高になって、同性間の婚姻さえ認める地域も珍しくなくなりました。再三申し上げている通り、陰陽論で組み上がっている算命学の見地からすれば、同性婚など全くのナンセンスであり、この世の役に立たない行為です。なぜなら算命学の認める婚姻とは男女の婚姻以外になく、それは男女が陰陽を表しているからです。
人間社会は、宇宙の営みが作り出す昼と夜、光と影といった自然現象に代表される陰陽世界の縮図であるので、陰と陽のどちらかに偏るという不自然な状態は長く維持できません。いかに性転換技術が発達して男性が女性になろうとも、女性が男性になろうとも、それは「女性に近い男性」に過ぎず、「男性に近い女性」であるに過ぎない。つまりまがい物に過ぎないのです。その端的な証拠は、同性の間に子供ができないことでも明らかです。

算命学がなぜ男女の婚姻しか認めないかといえば、答えは単純で、両者の間に子供が生まれる最低条件だからです。もちろん男女の夫婦間でも子供ができないケースはありますが、それは物理的な条件がそぐわないからであり、通常の健康な夫婦であれば、普通に考えて子供は自然に生まれます。そして子供が生まれるという生産活動が未来という時間軸に正しく乗っているからには、陰陽の合一が正しく行われた男女の婚姻は自然に則したものである、という認識につながるのです。
婚姻を単なる行政上の手続きであるとか、それにまつわる金銭問題であると考える人にとっては、同性婚も意味があるのでしょうが、算命学は時代や地域によってころころ変わる当てにならない行政や法律、財産のやりとりについては、持続時間の非常に短い一過性の事象として取り合いません。もっと普遍的で、宇宙規模の時間幅を当てはめてもそう簡単には変わらない事象にこそ真理を認めている算命学は、数年もすれば廃れてしまうトレンドまがいの同性婚には、結婚を前提としない男女の恋愛より更に冷ややかな視線を向けています。

こんなトレンドが持て囃される時代に生まれてしまったり、思春期を迎えてしまったりしている子供たちの将来の結婚観が、自然の摂理から離れやしないか危ぶまれますが、算命学の考える婚姻関係、すなわち夫婦というものが何を意味しているか、この辺りではっきりさせておいてもいいかもしれません。
夫婦というのは上述の通り、男女の陰陽が一緒になった形態を指します。生態的には男性が陽で、女性が陰であることは普遍ですが、性格的にとか、実生活の主導権をどちらが握っているかという視点に変えるならば、女性が陽で男性が陰という夫婦関係もあり得ます。むしろこちらの方が多いくらいです。なぜかというと、男女は生態的に陰陽を明確に分担しているため、その他の陽的側面を女性が、陰的側面を男性が担う方が、陰陽バランスが偏らなくて済むからです。陰陽バランスのとれた状態は長続きする。逆に陰陽どちらかに偏った状態は長続きしない。従って、かかあ天下の夫婦の方が、亭主関白の夫婦より婚姻状態は長続きするのです。
皆さんの周囲の夫婦を眺めてみて下さい。だいたいこの通りになっているはずです。男女の夫婦であってもこのようであるので、愛情やら依存やらといった曖昧で主観的なメンタル問題は脇に置いておいて、同性の婚姻が物理的・生物学的に「存続」しえないことは、理解に難くない。その最たる現象が子孫が生まれない=未来がないという事態なのだと、算命学では考えています。もっと突き詰めて言うならば、現在このような同性婚がトレンドになっている原因は、ずばり世界人口の増加です。子孫繁栄の真逆を行く同性婚は、ずばり増えすぎた人口を抑制するための、人類自身による人類に対する間引きである、というのが算命学の見立てです。

これ以上この話を進めても不毛なので、もう少し鑑定の話題に近付けましょう。算命学は夫婦関係を陰陽で判断することは得意ですが、結婚に至らない恋愛相談には不向きです。なぜなら恋愛状態は夫婦状態とは違って男女の結びつきが不安定であり、容易にくっついたり離れたりするので、そのような短期的な人間関係が人ひとりの人生に影響する力は小さいと考えるからです。要するに恋愛は取るに足らない事象であり、人生の大事ではないから、命式に当てはめる重要項目としてカウントしないということです。

一方、夫婦ともなれば、まず社会的な制約を受けることで容易に離婚できなくなります。子供が生まれればますます離婚へのハードルは高くなり、実際に、夫婦の愛情はとっくに冷めているのに子供のためだけに離婚しない夫婦というのはざらにあります。熟年離婚はこうした愛の冷めた夫婦が子供の独立を契機に踏み切るもので、人生における「婚姻」の優先順位が低下したことにより、離婚への踏切りハードルが低くなったと判断されて断行されるものなのですが、そのハードルを下げたのはまさに子供の不在です。従って、夫婦の運命すなわち未来を左右する重要な鍵として、ここでも子供は際立った役割を果たしているのであり、未来そのものである子供・子孫を肉体として生じさせるに至らない恋愛には未来を論ずる資格はないと、算命学はドライに切り捨てているのです。
もちろん、結婚に至らずに子供が生まれる事態もよくあることですが、これは「出産と育児」が女性の側の運勢上の大事に当たるのは確かながら、その子の生物学的父親である男性にとっての運勢上の影響力には、残念ながらなりません。男性が自分の子供に対して父親であるという権利を行使したい、社会に対する責任を果たしたいというのならば、子供の母親と正式に結婚するなり、その女性に正妻同様の扱いをするなりしなければならないのです。このように、男女を問わず自分の子供とその未来に対してコミットしたいのなら、手っ取り早い手続きは結婚だ、ということになるので、算命学は男女の結婚を、及び女性にとっての出産を、人生の一大事として重視しているわけなのです。

数年で廃れてしまう寿命の短い世間の、多くは海外から持ち込まれたトレンドに惑わされて、結婚や出産の意味をはき違えている人が多いように思われるので、これを正すべく以上のように長々と、当たり前のことを論じてみましたが、今回の余話のテーマは夫婦についてです。具体的には夫婦の相性についてですが、「男女の相性」とすると恋愛に当てはめる人が続出して誤った認識が広まってしまう恐れがあるため、先に恋愛と結婚の違いの何たるかを述べさせてもらいました。
未来の無い恋愛などに人生の大切な時間の多くを費やすのは馬鹿げている、というガツンとした前提に立って、そんなヤワな恋愛を乗り越えて腹を据えた結婚に踏み切る意欲のある方々のために、夫婦関係を持続しやすい男女の相性を、命式から紐解いてみます。要するに、その人にとって結婚相手としてふさわしい異性の命式とはいかなるものか、という話です。
但し、周知の通り算命学は人間の感情に対しては極めて冷淡なので、愛情の濃淡などという曖昧で移ろいやすいものは歯牙にもかけません。運勢の力学的観点から、質的、量的な話に終始するので、ロマンチックな結婚生活を夢見ている人にはつまらない内容になります。そもそも結婚生活自体がロマンから遠く離れたリアリズムの連続だというのに、そこにロマンを見出だそうとする不毛に気付かない人が多すぎます。以下の話はまさにその不毛を浮かび上がらせる内容なので、ロマンの海から出たくない若い女性などは読まない方がいいかもしれません。恒例の玄番なので購読料にご注意下さい。

(この続きは「ブクログのパブー」サイト [http://p.booklog.jp/] に公開しました。副題は「夫婦の相性」です。「算命学余話 #R12玄」で検索の上、登録&マサマンカレー1皿分の料金をお願い致します。登録のみは無料です。)
by hikada789 | 2016-10-25 14:03 | 算命学の仕組 | Comments(0)
今年の春休みに1日体験靴教室でモカシンシューズを作ったが、あまりに履き心地がいいので二足目を作ることにした。リピーター限定割引だったのだ。本革は天然素材なので在庫をいつまでも持ち続けることはできないのだ。靴屋さんも在庫セールをして商品を回していたのだな。知らなかった。在庫の革なので「どれでもいいよ」と気前よく選ばせてもらえた。今回はナマ革と呼ばれるコーティング加工をしていない牛革で、汎用性の高い茶色一色にしてみた。ただし靴の内側の貼り革のみ変化をつけてピンク色を選択。画像はその完成品。

さてこのナマ革というのがミソである。この二足目を制作したのは残暑の厳しい日で、宇宙人は裸足にサンダル履きで現場に赴いた。当然裸足に合わせてサイズ調整しつつ縫製することとなり、靴下を履いて作った一足目より更にフィット感の高い仕上がりとなったのだが、先生曰く、ナマ革は人間の皮膚と同じく吸湿・放湿効果があり、裸足で履いてもムレないという。本当か?
宇宙人は今までサンダル以外の靴を裸足で履いたことはない。気持ちワルイからだ。汗で不衛生だし、足が擦れて傷つくとも思って必ず靴下を履いていた。しかしこのモカシンは甲の部分以外は一枚革なので、どこも擦れるところがなく、ピッタリなので靴ずれもしない。ムレないということは雑菌が繁殖する環境にならないということだから、当然ニオイもつかない。理屈ではそうだろうが、実際はどうなのか。履いて出かけてみた。帰宅し、家に上がる。おお、足の裏にべたつきがないではないか! 今まではサンダルでさえべたついて風呂場に直行し、足を洗ってから部屋に上がっていたのに、こんなにも違うのか!

この衝撃の事実を先生に伝えたところ、足のニオイの原因は合皮なのだという。合皮はしょせん天然素材ではないので、見た目は革にそっくりでもかつて呼吸をしていたわけではなく、湿度調整ができない。合皮そのものが臭うわけではないが、発汗した足の乾燥を妨げるので、履けば履くほど靴の中は温度と湿度が上がり、雑菌が増殖して悪臭を放つのだと。そうなのだ、そんな靴環境であるので、私は今まで裸足を靴に入れることができなかったのだ。だって足がヨゴレちゃうじゃん。足がヨゴレれば家の中だってヨゴレるやんけ。
しかしそれもこれも靴が合皮であることが原因であり、本革か、せめて布素材であれば吸湿性があるから大して臭わないのだという。先生の話では、デパートで売っているような高級革靴であっても臭う靴がしばしば修理に出されて来るのだが、修理ついでに内貼りを剥がしてみたらなんと内貼りだけが合皮であった。この合皮を本革に取り替えたところ、ニオイが激減したという。内貼りなんて、安い山羊革とかじゃん。こんな部分をけちってどうする。

というわけで、ますます合皮への不信感を強めた宇宙人は、カバンや財布などの自作クラフト作品以外にも合皮を身の回りから一掃することを誓うのであった。宇宙人は嘘が嫌いだからね、合皮も結局は本革が貴重で高価だからフェイクで安く上げようという偽物にすぎず、宇宙人の趣味に合うはずがなかったのだよ。皆さん、本物を愛用しましょう。長もちすることを考えれば決して高くはないのだし。安い偽物で喜んでいる輩になってはいかんのだ。
まだ暑い日もあるので、宇宙人は今日も裸足でモカシンを履いて出掛けるのだ。まるで石田純一なのだ。石田純一は伊達男なので靴下を履かずに靴を履いているのかと思っていたが、そうではない。つまりいい革靴を履いているから裸足で充分だったというわけだ。石田純一は正しいモノの選び方をしていたのだな。見直したよ。あ、木場の靴教室の宣伝をせねば。商売っ気のない靴職人さんだからね、こないだ修理に行ったらタダで修してくれたよ。店が潰れないように宣伝しよう。ぜったいお勧めです、奥さん!
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by hikada789 | 2016-10-22 13:45 | その他 | Comments(0)
二週間前に稽古場に置いてきた手縫いのレザー扇袋が早くも売れていたことを知った。「赤ヘビ入り四色」はもうありません。「黒ソフトのみ一色」も暫定予約済みで、残っているのは注文品の「オレンジ」二点のみ。まだ依頼主に回収されていないのだな。今日、新作した画像右端の「黒ソフト+オーストリッチのワイン赤色及びピンク」を追加で置いてきたので、こちらも早い者勝ちです。お値段そのまま。ハギレなので革に若干の疵があります。ご確認の上お買い求め下さい。
画像のその他の扇袋は日本舞踊用のサイズの短い仕様で、扇と合わせて仕舞扇との差が判るように撮影しました。左からペンケース型、ガマグチ型、オーソドックス袋型。下に敷かれているポーチはiPadの入るサイズの内縫いポーチ。間口ファスナーは20cm。シンプルかわいいと評判です。いずれも友人からの注文品。
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by hikada789 | 2016-10-19 20:32 | その他 | Comments(0)
先日「オーケストラ・ナデージダ」の演奏会を聴きに行った。ビア樽のように太ったロシア人ピアニストが登場してその技術力が危ぶまれたが、杞憂であった。あの年齢からするとソ連時代に音楽の英才教育を受けた芸術エリートだが、その後のロシアの社会不安で食えなくなって、流れ流れて日本に辿り着いた模様。楽団には五名ほどのロシア人団員がおり、いずれも商売っ気がないのはピアニストと同じだ。一体どんな事情を経てこの小さな楽団に生活の場を得たのであろう。彼らの謎めいた半生を聞き出せば、小説や映画の一本も作れそうである。
この種のマイナー楽団を聴きに行くと同レベルのセミプロ演奏会のチラシがもらえる。無料のもあるので気軽に楽しみたい方のために、ロシア関連演目を見繕ってみました。

(1)江戸川フィルハーモニーオーケストラ第32回定期演奏会
◆日時:平成28年11月13日(日)13時半開演
◆会場:江戸川区総合文化センター大ホール
◆演目:ベートーベン「交響曲第2番」、ラフマニノフ「交響曲第2番」(これはお勧め!)
◆入場料:前売券800円、当日券1000円(全席自由)

(2)ヴァイオリン(小野唯)&ピアノ(早川枝里子)コンサート「ロシアより」
◆日時:平成28年11月13日(日)14時開演
◆会場:カンマーザール立川
◆演目:チャイコフスキー「眠りの森の美女」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」他
◆入場料:一般2000円、学生1000円

(3)青山学院管弦楽団第109回定期演奏会「ロシアの系譜を辿る旅」
◆日時:平成28年11月12日(土)18時開演
◆会場:東京芸術劇場
◆演目:グリンカ「ルスランとリュドミラ序曲」、リムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲」、ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」
◆入場料:1000円(全席指定)

(4)アンサンブル・アルドーレ(ARDORE)第11回演奏会
◆日時:平成28年10月30日(日)14時開演
◆会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
◆演目:ブラームス、レスピーギ、ショスタコーヴィチ、ピアソラ、オコナー
◆入場:無料(東京農工大学管弦楽団出身メンバー主体のアマチュア楽団です)

(5)国際都市新宿/踊りの祭典2016
◆日時:平成28年11月12日(土)11時~17時
◆会場:新宿文化センター
◆演目:区民の11%が外国人であるという国際都市新宿から発信する多文化交流イベント。各国の民族舞踊、民族音楽、ダンスのワークショップ、エスニック料理販売などファミリー向けのお祭り仕様。一応ロシアの催しもあるらしい。
◆入場:無料(飲み食いは有料)
by hikada789 | 2016-10-17 16:08 | ロシアの衝撃 | Comments(0)
この夏休みに世話になった北アルプス麓の山小屋からハガキが来て、当地の紅葉シーズンの終了を伝えてくれた。この山小屋は横尾山荘といって知る人ぞ知る、旅館クラスの快適空間を提供してくれる奇跡の山小屋だ。何が奇跡かというと、北アルプスの登山ベースになる山奥にありながら(最寄のバス停から徒歩3時間)、水飲み放題、風呂あり、食事豪華、二段ベッドはカーテン付きの個室(寝台列車仕様)、トイレ洗面もピカピカ、まさかのウォッシュレット付きという脅威的清潔とクオリティを誇る、業界では有名な経営メソッドを開発した宿だからだ。
山登りをする人はご存知だろうが、標高が上がるほど物資の荷揚げは難しくなり、場所によっては飲み水の確保も難しく、当然掃除も充分にはできない。だから登山客も山小屋の不便や不衛生は承知で泊まるし、これがイヤな人は宿泊道具一式を担いで登るしかない。それもイヤな人はそもそも山に来ない。しかし横尾山荘はそんなハイカーの諦めを解消すべく、おそらく潔癖症に近い宿主が女性客も快適に過ごせるよう館内清掃を徹底指示。害虫対策のためベッド周辺のスキマというスキマをメジで埋めてアリも入れない密閉空間を実現(羽虫は飛んで進入していたが)。宿泊客にも清潔にかかるさまざまなルールを課してはいるが、ここまできれいだとお客も申し訳なくて汚せない。そんな相乗効果のある快適宿だったので、皆様に宣伝しようと思いつつ季節は過ぎて、もうシーズンは終わってしまったそうである。
それでも宿の人曰く、体育の日を過ぎると確かに紅葉は終わってしまうが、ぐっと人が減って雪が来る前の枯れ木がワビ・サビを醸し、ガイドブックでは見られない森閑とした山が楽しめるそうである。横尾山荘の閉館は11月3日なので、静かな山で快適に過ごしたい方はオフの今がお勧めです。

ところで私は体力維持のため近場の日帰り登山に行ってきた。今回は初挑戦となる山梨の権現山。中央線上野原駅からバスで20分ほど北上し、用竹というバス停前の登山口から登ると3時間ほどで登頂できる1100mの低山であるが、登山道に栗の木が多く、足元にはイガ栗が散乱。まさか中身が入っていないかと注意する宇宙人。そう上手くいくものか。中身はまず空で、一つだけ入っていたのを開けてみるとビー玉大のミニ栗であった。食べられるのか判らぬが、持ち帰る宇宙人。紅葉にはまだ早かったが、お蔭でひと気もなく、静かな登山を満喫できた。
下山は南に下って高指山・不老山を経由し、高速道路をくぐって談合坂サービスエリア(上り)へ出る。なぜここへ来たかといえば、お目当ては産直野菜特売所である。以前も書いたと思うが、ここでは東京へ戻るドライバーやその家族をターゲットにしたさまざまな物産展を常に開催しており、産直野菜は毎日開催、朝どれ新鮮野菜を安く売ってくれるのだ。ここから最寄駅の四方津までは徒歩45分の道のりなので、ここでわざわざ荷物を増やすこともないのだが、家の近くの店で買える野菜は長距離輸送で疲れているので、鮮度的にはこういう産直品の方がずっと贅沢なのだ。実際おいしいし、運がいいと無農薬野菜にも出会える。

ところが最近の天候不良や台風の影響で野菜価格が高騰しているせいか、16時に現地に到着したらもうほぼ売切れ状態。葉物や根菜類をアテにしていたのに棚は空である。残ったのは重い冬瓜ばかり。これはさすがに担げない。仕方ないので「はやと瓜」なる初めて買う野菜を百円で購入。調理したこともないがきっとうまいのだろう。調理法を検索しよう。
尤も、宇宙人のザックには既にいんげんとピーマンが入っていた。これは登山前に偶然バス停近くに発見した無人野菜売場で購入したもの。日本の農家の皆さんが暮らすこうした里では路上にこのような有難い施設が突然現れるので、念のため百円玉を準備しておいたところ、案の定遭遇。まだ登山前だったので重い根菜類は断念したが、お賽銭箱にチャリンチャリンと百円玉を落とし、緑色も鮮やかな新鮮野菜をゲットしたのであった。日本の農家ってすばらしい。これが中国とかだったら絶対誰もカネを払わず持ち逃げするから、無人売場など存在し得ないのである。マナーよく買う方もえらいぞ、日本人。この治安と良識を、日本文化として継承しようではないか。移民の増加でこうした良き風習が消えてしまうことを懸念する、素朴な愛国宇宙人なのだった。
ともあれ談合坂周辺の里山は登山としてはやや物足りない、体力づくりのためのトレーニング地であるのだが、今やお目当ては産直野菜となって、これからも何度も足を運ぶであろう愛すべきふるさととなったのであった。
by hikada789 | 2016-10-15 12:21 | その他 | Comments(0)
「灰とダイヤモンド」で知られるポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督死去のニュースが文化面で大きく取り上げられたが、個人的にはこの7月に亡くなったイランの巨匠アッバース・キアロスタミ監督の方が馴染みがある。
私は学生時代にペルシャ語を履修しており(あまり身に付かなかったが)イランとは無縁ではなく、指導教授の影響でキアロスタミ作品をよく観た。イランの素朴な生活のワンカットを贅沢な時間の使い方で表現する手法で、若者には退屈な種類の映画かもしれないが、当時からロシア映画に親しんでいた私にはさほど違和感なく、かの地の日常を眺めながら非日常的なゆったりした時間を味わった。その後イラン人と知り合ったりイランに彼らを訪ねたりしたが、当地の史跡にしろ緻密な工芸品にしろ、韻律を重視するペルシャ語にしろ、キアロスタミ映画同様、私が知る限り最も優雅なイスラム世界がこのペルシャという文化圏なのだった。

キアロスタミ監督を追悼する特別上映会「キアロスタミ全仕事」が10月19日(水)から27日(木)まで渋谷のユーロスペースで開催されます。トークショーの付く日もあり、またリピーターは半券提示で1000円になるそうです。
更に10月25日(火)より開催の東京国際映画祭でも関連作品が上映されますので、まだ彼の作品を見たことのない方は、もうこのような催しは今後ない気がするので、最後の機会と思って会場へお運び下さい。
by hikada789 | 2016-10-13 15:19 | 宇宙人の空飛ぶじゅうたん | Comments(2)
連日ワイドショーが米大統領選挙を見世物のように面白おかしく取り上げ、もはやエンタメ以外に価値が見出せなくなっているかの国の政治に末期症状を見る思いですが、まともな候補者が脱落してヒラリーとトランプが泥仕合いを繰り広げるのを見るにつけ、ああ、あの国にも人材がいないのだということが自ずと知れるのでした。あの国にもということは、この国にもということです。
五行が適度に配分されているはずのこの世界に、真の政治家たりえる人物は一定量存在しているはずなのですが、そんな知性と良識を備えた人々が世に出て来れない社会状況が永らくあちこちで続いているので、代わりに政治家になってはいけない人たちが政治家をやっているというわけなのです。これは世界的なトレンドであり、残念な世の中ではありますが、次のトレンドに移行するまで我々は我慢して付き合わなければならないようです。

このヒラリーとトランプ、どちらが運勢的に大統領になるのか、その確率の高さを算命学ではある程度量ることができます。試しに宿命を出してみたところ、笑えることに、両者の命式、特に陽占は兄弟のように似通っていることが判りました。またヒラリーには健康運に、トランプには人間性にそれぞれ典型的な泣き所があり、細部まで鑑定したわけではありませんが、見た目通りの兆が宿命内に顕著に現れたので、さすがは安直で判りやすい単純な米国人だと、鼻で笑って日頃の鬱憤を晴らしたのでした。算命学の学習者の皆さんも、これまでの『余話』で紹介した技術を駆使すれば何が「笑える」ことなのか判りますので、試しに算出してみて下さい。

今回の余話は、最初はこの二人の候補者の宿命の笑える比較をしようと思っていました。ところが瀬戸内寂聴氏が死刑制度の是非をめぐって失言したとかいう話が入ってきたので、死刑制度の是非を先に採り上げようとしたところ、今度は考察を紹介したい鑑定事例が現れたので、急遽このテーマを扱うことにしました。題して「守護神を敵に回す」です。
以前の余話#R1で「守護神の不在を考える」を論じましたが、その姉妹版ですので、#R1を読み返した方が守護神の扱い方がよく判る記事となっております。
くどいようですが、生年月日が同じ人というのはこの世に何万といます。その何万の人が同じ人生を歩むわけではないことは、いちいち調べなくとも常識的に判ります。だとすると結局生年月日を基に算出した宿命は、人の人生とは無関係なのではと言われそうですが、毎度繰り返しているように、宿命と運命は違います。宿命は持って生まれた変えられないベーシックなものであり、運命はその宿命を運用することなので、運用の腕次第で運勢は上がったり下がったりする、可変のものなのです。宿命は持って生まれた道具に過ぎず、運勢を上げるのは本人がいかに道具を上手く駆使できるかに懸かっています。

守護神とは宿命にあったりなかったりするものですが、ここで言うところの道具に過ぎません。勿論あればあったで非常に便利な道具なのですが、なくても人生は渡って行けます。それどころか便利な道具がない人の方が、あれこれ工夫して道具なしでも卓越した技術を身に付けるチャンスがあり、余人よりも運勢を上げることも珍しくありません。
逆に言えば、大層な守護神を持っている人ほど、それを何かのきっかけで失った途端に茫然自失のどん底に陥る危険性がある。また守護神に助けられる人生を送っていると守護神に甘えてしまうので、相対的に自立心や忍耐力を鍛える機会を逸する懸念も否めません。要するに、守護神との付き合い方には注意が必要だということです。#R1で既に論じたことですが、今回はその説の補強になる内容です。学習者向けなので、購読料にご注意下さい。

(この続きは「ブクログのパブー」サイト [http://p.booklog.jp/] に公開しました。副題は「守護神を敵に回す」です。「算命学余話 #R11」で検索の上、登録&きんつば1皿分の料金をお願い致します。登録のみは無料です。)
by hikada789 | 2016-10-10 23:21 | 算命学の仕組 | Comments(0)
脱合皮のみならず脱貨幣経済も目指している宇宙人を支持してくれている友人が、賞味期限の危うくなった食材や使わずじまいのグッズを会うたびに贈与してくれるので、宇宙人は返礼に手縫いの革小物を作って渡している。ぴしっとした工場製品よりゆがみのある手製品の一点ものに価値を見出す人なので、宇宙人の手すさびの流れ先として有難い存在だ。先日も日々節約に励む宇宙人に魚介のお裾分けをくれた。生ものはその日の晩に堪能したが、巨大なニボシは本日初めてダシをとった。なんと濃厚なダシであろう。こういうのを豊かな生活というのだな。そうだ、以前もらった歯ブラシをまだ使っていなかったな。そろそろ取替える時期なので使ってみようか。

というわけで、「日本製」の文字の輝く頂き物の歯科専用歯ブラシ「タフト24」というのを使ってみた。お、柔らかいのにプラークがよくとれる。一般的なナイロン製より4.2倍も長持ちとある。歯科専用というくらいだからさぞかしお高いのかと検索してみたら、一本百円ちょっとだ。日本製なのにこの安さ!1カ月使ってみて、問題なければまとめ買いしよう!
というのも、宇宙人は最近歯ブラシに困っていた。以前は薬局のセールで一本75円程度の最安日本製歯ブラシの世話になっていたが、ある日突然中国製に変わってしまったのだ。見た目がそっくりで値段も同じだったのでうっかり買ってしまってから気付いたが、無論使用上問題なければそれでもよかった。しかし実際に使ってみると、やっぱり中国製だ。今まで一本で1カ月使えていたのに、半月過ぎたらもう毛が倒れてしまい、磨き残しが気になる。これでは頻繁に取り替えないといけないから二倍の値段になったも同然。この中国製はもう二度と買うまい。しかし日本製は高いぞ。二倍以上する。それでも粗悪品を作っている中国人より良い物を作っている日本人に肩入れしたいので、家計に響くが一本200円の国産に移行するしかないか、と覚悟を決めていたところ、タフト24の登場で展望が開けた。
もし本当に4倍長持ちするなら4カ月に一本の消費ペースになるから以前よりもお得であるし、仮に1カ月しか持たなくても他の日本製より依然お得だ。会社のHPの説明では、日本お得意の技術力により一本一本の毛先に凹凸がなく、ヨゴレや細菌が付着しにくい形態なのだという。だから歯科専用なのだな。というわけで、ノーベル賞を毎年のように獲るほど研究熱心な日本人が開発した歯ブラシを応援します。脱合皮宣言をして自作の本革グッズを身辺に増やしつつある宇宙人に相応しい道具選びなのだ。宇宙人好みの情報をくれた友人よ、ありがとう!
by hikada789 | 2016-10-08 17:29 | 整体の仕組と健康 | Comments(0)